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港区の今と昔
東京都港区は東京を代表する都市のひとつでありながら、一方で歴史的な建造物やその物語に触れることができる土地です。羽田空港からJR浜松町駅に降り立ったあなたは、時間が許せば日本に来た当日に東京を代表するシンボルタワー、東京タワーに昇ることも可能です。港区には「江戸時代」(1600年~1868年)を統治した徳川家の支配のもと、沢山の寺と武士の屋敷がありました。東京タワーの手前にある増上寺(ぞうじょうじ)は仏教施設であると共に、その徳川家の先祖を祀る役割も持っていました。現在も寺の中には何人かの「将軍」とその家族が祀られており、また芝公園内には将軍墓所の壮麗な門も残されています。港区には約240か所の寺があるといわれています。また近代的なビル群のいくつかは武士の大きな屋敷の跡に建っています。港区を少し歩くだけで「現代」と「江戸」のふたつの時代を感じることができるでしょう。
文化財一覧
東京タワー
タワー
1958年12月、総合電波塔及び観光塔として開業。高さ333m。重量は約4,000トン。当時の日本の技術を結集し、わずか1年半ほどで完成した。自然災害の多い日本初の超高層建造物だけに、地盤の強い芝公園エリアが建設地に選ばれ、塔脚の基礎は地中深く20mまで到達しており、強風にそなえて鉄塔は風速約90mにも耐えられる構造と・・・
三解脱門(増上寺)
寺社
増上寺のメインゲート。東日本最大級の門。 1611年造営、1622年に再建された。 増上寺は仏教の寺であるが、徳川家の先祖を弔う役目も担っている。徳川家は1603年から1867年までの「江戸時代」日本を統治した家柄である。この時代はそれまでの日本の歴史上最も治世が安定しており、各地で様々な文化芸術が生まれ発展した。17・・・
旧台徳院霊廟惣門・有章院霊廟二天門
寺社
1632年建立。徳川家の2代目徳川秀忠(1579~1632)を弔う霊廟の門である。徳川家は1603年から1867年までの「江戸時代」日本を統治した家柄である。この時代は最も治世が安定し各地で様々な文化芸術が生まれた。1700年代には「江戸」の人口は100万人を超えていたと言われている(1800年代のロンドンの人口がおよ・・・